ベストセラー実話怪談集を原作にした人気TVシリーズ「怪談新耳袋」の劇場版。竹中直人主演、「かまいたちの夜」の吉田秋生監督による、深夜のビルで夜警たちを襲う恐怖を描いた『夜警の報告書』他、全8作品を収録したオムニバスホラーストーリー。
うん。理不尽に怖いですよ。怖いこと(驚かすこと)に理屈はいりませんねぇ。
オムニバス形式にしたことが、良かったんだと思う。だって、1番の恐怖絶頂のところで、話が終わっちゃうんだから。
どうして?なんで?そいつの正体は何??ってのがまるで分からないんだもん。
2時間のホラー映画になると、しっかり正体まで描かれるからねぇ。
その正体に納得できれば良いけど、最近のホラー映画は、オチが『え??』ってのが多いからね。
一番ヤバかった話。
体育館に卒業間近の高校生2人(男子)が、バスケットをしている。
2人は、高校時代の思い出を語り合い、やり残したことは何も無く満足していた。
ふと、バスケットボールが、体育倉庫に転がり込んでしまった。
体育倉庫に、バスケットボールを取りに行く2人。
倉庫の中には、体育用具の他に、なぜか鏡が置いてあり、布が掛けられている。
2人は、その鏡を目前にして、やり残したことを思い出す。
1人が、鏡の布を取り払おうとした時、もう1人の携帯が鳴り響いた。
彼は電話に出る為、体育倉庫を出て行ってしまう。
電話が終わり、体育倉庫に戻ってきた。すると、そこには布を取り払われた鏡が割れていた。
バスケットボールも転がっている。彼は、異変に気づき、友人の名を呼ぶが、返事は無い。
体育館に戻り、友人の名を叫び探すが、人の居る気配は無い。
しかし、彼は、背後に気配を感じ、振り返ると…
バスケットボールを持った、貞子みたいな化け物が、猛スピードで迫ってきた。
彼は絶叫し、化け物の顔のアップが画面に映し出される。
で、お話は終わり。。。
ね…正体が気になるでしょ??
まぁ、一番怖かったのは、サービストラックの、マンションの話ですけどねぇ…
自己評価(10点満点)
7点